【試し読み】僕らのモテるための映画聖典【タマフル出演記念】「そして父になる」俳優麺論 公開!

2013年10月16日発行
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┃入江悠presents┃僕らのモテるための映画聖典    【vol.41】
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映画監督・入江悠と仲間たちがすべての映画を愛する人へ贈る
「映画でモテる!」ための映画メルマガです。


今回は「本家タマフル出演記念」ってことで、
俳優・駒木根隆介の連載を全文掲載します!!


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■【 01 】 入江悠の身辺雑記「映画でモテると思ってた」(2013年10月16日号)

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映画監督・入江悠が、映画を巡る東奔西走の日々を綴ります。
可笑しくて、やがて哀しい疾走映画ダイアリー!

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<中略>

最後に告知です。
 今週土曜日、TBSラジオ『ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル』
 に、我がメルマガの食いしん坊担当・駒木根隆介が出演します。
 以前、メルマガのPodcastで駒木根が「宇多丸さんは俳優に甘い」
 とかる~く駄目出しをしたのを憶えていらっしゃるでしょうか?
 あれが本家のタマフルクルーに届いてしまったらしく、
 「じゃあ、お前、こっちに来て喋ってみろや」と急展開。
 まさかの、『映画聖典メルマガ』vs『タマフル』が実現することになりました。
 僕もなぜか「フォロー役」で呼ばれたので出演してきます。
 これは一世一代の大舞台、要チェックですよ!
 それじゃあ、今週もはじまり、はじまり~。


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■【 05 】 俳優・駒木根隆介の役者論「俳優麺論」 (2013年10月9日号)

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入江悠監督作「SR サイタマノラッパー」で主人公のMCイックを演じ、
現在は舞台・映画・テレビドラマ・CM等で幅広く活躍する俳優・駒木根(こまきね)隆介。
玄人好みの演技上手で知られる彼が、銀幕に映る俳優たちの演技を大好物の「麺」にたとえて論じます!

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【第三十七麺論】『そして父になる』そして老舗になる。がんばれ!都会のラーメン屋
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 こんちには!

 いきなり誤字ですいません!
 舞台本番中ということで、どうやら少し疲れているようです。

 初っ端のこんにちはを打ち間違うなんてどうかしてるので、
 そのまま残してみましたよ。

 さて、今回は『そして父になる』です!

 監督、脚本、編集は是枝裕和さん!

 主演は『真夏の方程式』での好演も記憶に新しい福山雅治さん!

 そんな福山雅治の妻役に尾野真千子さん、
 取り違えられてしまったもう一組の夫婦役にリリー・フランキーさん、真木よう子さん。

 他にも、風吹ジュンさん、今作でもちょっと怖い國村隼さん、井浦新さん、樹木希林さん、夏八木勲さんetc。

 あらすじは、

 ――順風満帆な人生を歩んできたエリートサラリーマン(福山雅治)がある日、
 6年間大切に育てた息子が病院内で他人の子どもと取り違えられていたと知る――
 (先週のカット職人林先生の連載を参照)
 というものです。

 さて、参照ついでに反論を一つ。

 林先生は先週、後半から一気に物語もカットも凡庸になってしまったと、
 「そして凡庸になる」
 という言葉とともに論じていましたが、
 私的には、後半こそ素晴らしいと思いましたよ!

 それはひとえに、劇中の福山雅治が父になっていく姿と、
 福山雅治という俳優自身が成長していく姿がシンクロして見えるからであり、その描写こそが後半の肝であるからです。

 つまり麺に例えるなら、
 福山雅治夫妻は都会の最先端ラーメン屋であり、
 リリー・フランキー夫妻は地元の地域密着型ラーメン屋なのです。

 前半はこの格差の違いによる、
 カルチャーギャップコメディ的な要素も楽しめます。

 都心の高級マンションに住む夫妻と、
 前橋の個人経営の電気屋の夫妻ですから、
 そりゃ全然違いますよ!

 しかも福山夫妻は一人っ子。
 リリー夫妻は子だくさん。

 収入や社会的ステータスでは勝てても、
 福山夫妻は子育てという点において、リリー夫妻に勝つことはできません。

 普通ならここで、これだから都心の流行りばかり追うラーメン屋はダメなんだ、
 となってしまうところを、
 福山雅治は踏ん張るんですね。

 出汁を工夫し、メニューを増やし、営業時間を伸ばしと、
 不器用ながら涙ぐましい努力をします。

 一方リリー夫婦は全くブレません。

 それは当然、地元のラーメン屋ですから、
 安くてそれなりに旨くて居心地がいいのが売りですから、
 地域密着度や常連客の数では勝てるわけがないんですね。
 おまけに名物女将(真木よう子)付きですしね!
 僕にもウインクして欲しい!

 話が逸れましたが、
 とにかく中盤以降、福山雅治は自分が新店舗であることを、
 いやというほど思い知らされます。

 老舗店からのアドバイスや、お客さんからのクレームや、
 接客担当の奥さんとも揉めます。

 そこで負けまいと四苦八苦する姿に、
 また、都会で新店舗として生き残っていく強さに、
 実際の福山雅治の、俳優としての成長を重ねることができます。

 しかも相手がリリー・フランキーですから。
 大変な相手ですよ。
 普通勝てないですよ。
 実際勝ててないし。

 しかしですね、

 「どんな老舗も最初は新店」

 という僕の言葉もありますから、
 この新店の行く末を占う意味でも、
 転機となる素晴らしい作品なのではないでしょうか!

 そしてなにより素晴らしいのは、
 この両店舗の魅力を引き出した監督の演出ですよ!

 フィルムの質感も今作にはぴったりだし、子役の演出も完璧!

 後半の展開に関しては、なかなか賛否あるようですね。
 実際観て判断してみてね!
 オススメです!
 星は☆☆☆!
 また次回!


 

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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