【vol.45試し読み公開】駒木根隆介が『清須会議』』を麺に例える!

2013年11月13日発行
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┃入江悠presents┃僕らのモテるための映画聖典    【vol.45】
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今週の全文掲載は
俳優・駒木根隆介の役者論「俳優麺論」
です!


先週の『劇場版 魔法少女まどかマギカ[新編]叛逆の物語』ポッドキャストから
「名古屋麺」が続いてるんですが、コイツ、ネタ切れなのかぁ?
と少し心配ですが、まぁ気にせず読んでみましょう!!


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■【 05 】 俳優・駒木根隆介の役者論「俳優麺論」

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入江悠監督作「SR サイタマノラッパー」で主人公のMCイックを演じ、
現在は舞台・映画・テレビドラマ・CM等で幅広く活躍する俳優・駒木根(こまきね)隆介。
玄人好みの演技上手で知られる彼が、銀幕に映る俳優たちの演技を大好物の「麺」にたとえて論じます!

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【第四十一麺論】『清須会議』主役がいっぱい! 謎のトロミのあんかけスパゲティ
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 こんにちは!

 いきなり寒くなってきましたね、皆さん体調は大丈夫ですか!
 僕は元気です!
 むしろすごしやすい!

 さて、初っ端から私事ですが、出演している映画
 『風俗行ったら人生変わったwww』
 が、先週末から公開になりました。

 よかったら観にいって僕の演技を麺に例えてくださいね!

 さて、今回は話題の大作時代劇
 『清須会議』
 を観てきましたよ!

 織田信長の死後、家臣の柴田勝家や羽柴秀吉らが勢ぞろいし、
 尾張国(現愛知県)清須で会議によって後継者を決めようとする話です。

 脚本と監督は三谷幸喜。

 そして出演者ですが、おそらく今年の日本映画で一番豪華だと思います。

 少し長くなりますが書きますね。

 柴田勝家 : 役所広司
 羽柴秀吉:大泉洋
 丹羽長秀:小日向文世
 池田恒與:佐藤浩市
 織田信雄:妻夫木聡
 前田利家:浅野忠信
 黒田官兵衛:寺島進
 前田玄以:でんでん
 織田三十郎信包:伊勢谷友介
 お市:鈴木京香
 寧:中谷美紀
 松姫:剛力彩芽
 織田信孝:板東巳之助
 佐々成政 : 市川しんぺー

 他にも、松山ケンイチ、西田敏行、天海祐希、中村勘九郎、
 戸田恵子、染谷将太らが、カメオ出演しています。

 まあー、とにかく豪華!

 こんな豪華キャストの群像劇は滅多に見れない!

 しかし感じる一抹の不安!

 果たしてどうだったかというと、

 結果、これが悪くなかったのです。

 時代劇としては30点ですが、
 三谷幸喜作品としては70点なので、
 足せば100点ですね。

 まず今作は「あんかけスパゲティ」です。これは間違いないです。

 あんかけスパゲティは、具とともに炒めたスパゲティの上に、
 トロミのついたあんをかけた名古屋のご当地グルメです。

 つまり、様々な具(俳優)の上に、三谷幸喜のあん(脚本と演出)がかかることにより、
 具の味が余計なあんで邪魔されたり、
 合わしてみたら割と悪くなくなったり、
 あんに負けない具本来の味が逆に引き立ったりしています。

 そしてなんと、舞台となった清須は、なんと偶然にも名古屋市の隣なのです。

 ビックリですね。

 というわけで、三谷作品のあんがかかった具を具体的に例えていきますよ!

 まずは、意外とよかった具から!

 よかった具といえば羽柴秀吉を演じた大泉洋さん。
 予想以上にハマってました!
 人懐こさと冷酷さを合わせ持った野心家という、
 これまで何人もの俳優が演じてきた秀吉というキャラクターを、
 しっかり自分のものにしていました。
 特に明るさと人たらしという面で、これまでにない秀吉になれていたと思います。
 最初は、三谷幸喜のあん(つけ耳)に邪魔されて見えなかった複雑な感情も、
 後半しっかり感じることができました。
 うん、ハムです! ハムあげちゃう!

 続いてよかった具といえば、
 柴田勝家の親友、丹羽長秀を演じた小日向文世さん!

 今作の時代劇としてのリアリティは、この人が担っているといっても過言ではないです。
 特に、クライマックスの会議シーンでの、眉一つ、瞼一つ動かさずに、
 ある決断を下すアップのシーンは、本当に素晴らしかったです!

 そうです、全体の味を引き締めるアクセント、
 ピーマンです!

 あと意外とよかったのが池田恒與を演じた佐藤浩市さん。
 情けない、あまりカッコ良くない役の方が似合う気がします、佐藤浩市さん。
 にんじんです。

 では続いて三谷あんによって良さを消された具です。

 これは柴田勝家を演じた役所広司さんです。

 戦場にしか居場所のない無骨な武将というキャラクターのはずが、
 おどけ演技という三谷あんがかかりすぎて、
 単に頭の悪い人になってしまっています。
 史実としての柴田勝家の清須会議のその後も匂わせるなら、
 もう少し感情移入できる人物にすればよかったと思います。
 でも身体や声の説得力は流石だったから、あれですね、
 赤いウインナーですね。

 同じく、妻夫木聡さん、戸田恵子さん、そして特に、
 くノ一の天海祐希さんはただただ可哀想でした。

 一人一人の話をもっとしたいところですが、
 最後に、秀吉の妻、寧を演じた中谷美紀さん!
 宴会シーンでの、
 ダンスでも舞でもない、まさに日本人による日本人のための踊り、
 素晴らしかったです!

 土着的でありながらちょっといやらしくもあるという、
 うん、いい!
 艶かしい!
 マッシュルーム!

 他にも、鈴木京香さん、伊勢谷友介さん、浅野忠信さん、寺島進さん、
 でんでんさん、中村勘九郎さん、市川しんぺーさん、
 皆さんステキでしたよ!

 あんに負けない本来の旨味が出てましたよ!

 というわけで、豪華俳優陣で描く、歴史上初めて会議によって時代が動いたといわれる5日間。
 最近の三谷作品の中では、間違いなくオススメです!
 星は☆☆!
 また次回!


 

テーマ : 映画レビュー
ジャンル : 映画

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